HIV/AIDS関連情報
2007年5月7日(月) HIV陽性のレイプ犯が懲役刑に
イギリスで21歳の女性をレイプした38歳の男性が11年の実刑判決を受けました。(報道は4月17日のBBC NEWS)
この男性はブルンジ共和国(アフリカ中部の小国)出身で、2005年の4月、ブライトンの市街地で被害者の女性をレイプしました。
この男性は2006年3月に一度有罪判決を受けていますが、その後判決が無効となり再審議がおこなわれることとなり、今回あらためて有罪が確定したというわけです。
判決がいったん無効となったのは、被告がHIV陽性であることが陪審員に伝えられているのは公正でない、との議論があったからです。
尚、被害者の女性はHIVに感染しなかったようです。
**********
レイプとHIV陽性であることは分けて考えるべきだとの理由で、いったん出された判決が無効となり再審議がおこなわれたケースです。
たしかに、HIV陽性であることが陪審員に伝えられていれば、先入観が入り被告が不利となる可能性があるということは理解できます。
しかしながら、被害者の立場に立てば、レイプ犯がHIV陽性であるか陰性であるかで心の傷の度合いが変わるかもしれません・・・。
本当にむつかしい問題です・・・
(谷口 恭)
この男性はブルンジ共和国(アフリカ中部の小国)出身で、2005年の4月、ブライトンの市街地で被害者の女性をレイプしました。
この男性は2006年3月に一度有罪判決を受けていますが、その後判決が無効となり再審議がおこなわれることとなり、今回あらためて有罪が確定したというわけです。
判決がいったん無効となったのは、被告がHIV陽性であることが陪審員に伝えられているのは公正でない、との議論があったからです。
尚、被害者の女性はHIVに感染しなかったようです。
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レイプとHIV陽性であることは分けて考えるべきだとの理由で、いったん出された判決が無効となり再審議がおこなわれたケースです。
たしかに、HIV陽性であることが陪審員に伝えられていれば、先入観が入り被告が不利となる可能性があるということは理解できます。
しかしながら、被害者の立場に立てば、レイプ犯がHIV陽性であるか陰性であるかで心の傷の度合いが変わるかもしれません・・・。
本当にむつかしい問題です・・・
(谷口 恭)