HIV/AIDS関連情報
2006年9月27日(水) 河南省のエイズ村告発小説が発禁命令
以前からこのコーナーでも度々とりあげている中国河南省のエイズ村について詳細を綴った小説が誕生しました。タイトルは「丁庄夢」といい、作者は中国人の閻連科(えん・れんか)さん(48歳)です。
9月20日の共同通信によりますと、この小説は魯迅賞という名の賞をとったらしいのですが、中国当局はこの小説を発売禁止にしたそうです。ただ、日本で近日出版される予定の翻訳本に対しては現時点では発売禁止の動きは出ていないようです。
さすがは言論の自由を認めない共産主義の中国という感じがしますが、私個人的にはこの小説が一時的にでも書店に並び賞をとったということは大きな進展だと思います。
以前は、この村での取材を試みたジャーナリストが次々と行方不明になっていたのですから。
(谷口 恭)
9月20日の共同通信によりますと、この小説は魯迅賞という名の賞をとったらしいのですが、中国当局はこの小説を発売禁止にしたそうです。ただ、日本で近日出版される予定の翻訳本に対しては現時点では発売禁止の動きは出ていないようです。
さすがは言論の自由を認めない共産主義の中国という感じがしますが、私個人的にはこの小説が一時的にでも書店に並び賞をとったということは大きな進展だと思います。
以前は、この村での取材を試みたジャーナリストが次々と行方不明になっていたのですから。
(谷口 恭)