HIV/AIDS関連情報
2006年11月21日(火) アメリカ、何年も生きるHIV陽性者
HIVに感染したアメリカ人は診断後平均24年生きることができ、この間にかかる医療費は60万ドル(7000万円)以上と高額です。
米医療誌「メディカル・ケア」で発表されたこの調査をアトランタ発のAP通信は伝えています。
年間の平均医療費は25,200ドル(297万円)で、1990年代の後半に予測した額より高い値となっています。また、平均寿命も、1990年代後半には10年間だと予測されていました。HIV/AIDSの医療技術の発展に伴って、HIV陽性者の平均寿命が上がっていることを示しています。
これによって、アメリカではエイズは致命的な病気というより、慢性的な病気という認識に変わりつつあります。
(大和さちよ・浅居雅彦)
米医療誌「メディカル・ケア」で発表されたこの調査をアトランタ発のAP通信は伝えています。
年間の平均医療費は25,200ドル(297万円)で、1990年代の後半に予測した額より高い値となっています。また、平均寿命も、1990年代後半には10年間だと予測されていました。HIV/AIDSの医療技術の発展に伴って、HIV陽性者の平均寿命が上がっていることを示しています。
これによって、アメリカではエイズは致命的な病気というより、慢性的な病気という認識に変わりつつあります。
(大和さちよ・浅居雅彦)